取引所株に映る先安観 世界で冷める成長への熱

(スクランブル) 日本経済新聞  2016/03/19(土)  日経平均株価は円高が重荷となり4日続落。正午には弱気ムードを変えるかと期待されたニュースも出た。日本取引所グループの業績上方修正だ。だが、市場は無反応で終わった。市場のインフラ、取引所株の人気薄が映すのは投資家の先安観だ。米国でも期待先行で盛り上がってきた「モメンタム株」の急落が目立つ。共通するのは、株式離れの足音か。  「太平…

続きを読む

還元効果消す業績懸念 内外景気、来期も不透明

(スクランブル) 日本経済新聞  2016/03/17(木)  米金融政策を見極めようと買い控えが広がり、16日の日経平均株価は続落した。年度末は国内機関投資家の売買が滞りがちだが、昨年と異なるのが個人などの配当狙いの買いの薄さ。日銀のマイナス金利政策が後押しする自社株買いも、株価押し上げ効果の持続力に欠ける。国内外の景気がなお不透明で、企業業績への懸念がつきまとうためだ。  東証1部の7割…

続きを読む

海外勢、半身の日本回帰 内需株選好、持続性どこまで

(スクランブル) 日本経済新聞  2016/03/16(水)  年初から日本株の売りが目立つ海外勢の動きに変化の兆しがでてきた。世界景気への過度な懸念が後退するとともに日本の企業業績の底堅さを改めて評価し、日本株へのマネー回帰も目立ち始めた。だが物色の中身をみる限り、全面的に運用リスクをとりにいく流れとはなっておらず「半身」のリスクオンが実情だ。  「日銀の追加緩和見送りでも、海外勢は小売り…

続きを読む

さまよう地銀マネー リスク投資、相場かく乱

 日本経済新聞  2016/03/15(火)  日銀のマイナス金利政策により債券投資で窮地に立たされる地銀が、株式投資に活路を見いだそうとしている。上場投資信託(ETF)などに加え、配当を狙って短期で個別株に投資する手法だ。例年以上に3月末の需給動向を気にする必要がある。  日経平均株価が1カ月半ぶり高値で終えた14日。日銀の金融政策決定会合の結果発表を15日に控えて午後は様子見姿勢が広がっ…

続きを読む

緩和に限界、買い続かず 「質への逃避」深まる

(スクランブル) 日本経済新聞  2016/03/12(土)  中央銀行がサプライズ緩和を打ち出しても投資家は熱狂しない。11日の株式市場は、そんな構図が定着したかのようなパッとしない値動きだった。世界経済の成長鈍化や低インフレの長期化への懸念は強く、買われる銘柄にも「質への逃避」がにじむ。  「どの株をいつ、とは言えないが興味深い企業は多い」。日本たばこ産業(JT)に株主還元を求めた英ザ・…

続きを読む

キヤノン株の「変身」 市場の還元重視に一石

 日本経済新聞  2016/03/11(金)  キヤノンの大勝負に株式市場はどこか冷淡だった。10日の東京市場で同社株は逆行安となった。東芝が前日に医療機器子会社の売却先にキヤノンを選んだと発表。買収価格が7000億円強の巨額に上り、成長より株主還元を求める投資家に嫌気されたようだ。市場の還元重視志向は根強い。そこに落とし穴はないのか。  キヤノン担当の証券アナリストらは、10日朝から投資家…

続きを読む

材料株、はかない「乱舞」 個人長期マネーは様子見

(スクランブル) 日本経済新聞  2016/03/09(水)  投資家の視界を遮る霧は晴れず、市場を重い空気が覆う。そんな時は短期資金を集めて激しく上下動する材料株がひときわ目立つ。「仮想通貨」という旬のテーマを手掛かりに大化けしたマネーパートナーズグループ株。材料株の乱舞は何を映しているのか。  「なぜこの株ばかり売買しているのかですか? 値動きが大きく日計りで値幅を取れるチャンスが多い…

続きを読む

クジラ、年度末に動くか 夏の選挙控え、市場に思惑

(スクランブル) 日本経済新聞  2016/03/08(火)  「年度末にかけ株価テコ入れ策が出てくる」。市場でこんな思惑が浮上している。株価低迷を放置すれば夏の参院選のマイナス材料になりかねず、安倍政権は株価押し上げに動かざるを得ない、との見立てだ。約140兆円の資産を持ち、「クジラ」の異名をとる巨大投資家、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による買い支えも取り沙汰され始めた。  …

続きを読む

割安株買い ROEの壁 「安定」「還元」に投資マネー

 日本経済新聞  2016/03/05(土)  日経平均株価が約1カ月ぶりに1万7000円台を回復した。割安になった資源関連株が買い戻され、リスク回避の動きはいったん収まったかに見える。ただ国内外の懸念材料は解消せず、投資家は企業業績の先行きに確信を持てずにいる。2016年度は自己資本利益率(ROE)の改善が足踏みする可能性が高まってきたことも選択の幅を狭めている。  「赤字は驚きだったが、…

続きを読む

海外勢、日本株に慎重な動き 年初から3兆円売り越し マイナス金利の影響見極め

 日本経済新聞  2016/03/04(金)  海外投資家による日本株売りが続いている。2016年初からの累計の売越額は3兆円強に達した。米欧の有力投資家に日本株への見方を聞いたところ、円安の一服やマイナス金利政策の影響を見極めるため、投資に慎重な声が目立った。  東京証券取引所が3日発表した2月第4週(22~26日)の投資部門別売買動向で、海外投資家は8週連続の売り越しとなった。売越額は4…

続きを読む

アクセスの多かった記事(昨日)