「中国にも出遅れ」 ゲノム編集学会が反撃の砦に

代表に就任する山本卓広島大学教授に聞く 日本経済新聞 2016/03/23(水)  あらゆる生物の遺伝子を自由に操作する――。研究者が追い求めてきた理想をゲノム編集は実現可能とした。医療のほか植物や動物の品種改良まで、世界中でゲノム編集の研究が加速している。日本の研究をけん引してきた広島大学分子遺伝学研究室の山本卓教授は「このままでは海外に追いつけなくなる」と警告。4月に設立する新学会を砦(と…

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(科学技術 ニッポンの歩み)<3>iPS、研究の「突然変異」

細胞作製に初成功 実用化へオールジャパン 日本経済新聞  2016/03/17(木)  現代医学の力が及ばない難病の患者にも光明をもたらすかもしれない再生医療が実用段階に入った。弾みをつけたのが、10年ほど前に新型万能細胞として日本で誕生したiPS細胞だ。  「拒絶反応やがんの発生がないか世界が注目していたが、1年間、そうしたことは起きなかった」。iPS細胞を使って病気を治療する再生医療を世…

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阪大免疫学、画期的新薬生む成果続々 自由闊達の伝統が力に

(つなぐアカデミック人脈)ノーベル賞級学者集う 日本経済新聞  2016/03/09(水)  病原体などから体を守る仕組みである免疫。複雑な働きを巧みに操りながら感染症などと闘う一方、暴走するとリウマチや花粉症などの病気を引き起こす。世界的に競争が激しい研究分野で、大阪大学の存在感は大きい。ノーベル賞級の学者が集い、画期的な新薬も生み出されてきた。  米調査会社トムソン・ロイターが論文の影響…

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抗体薬、新技術で開拓 アステラス、スパコン使い創薬

中外製薬、投与の回数少なく 日本経済新聞  2016/03/02(水)  国内製薬各社が効き目が強く副作用も少ないとされる抗体医薬品の開発を加速する。アステラス製薬はスーパーコンピューターを活用した候補物質の探索技術を確立。中外製薬は薬の投与回数が少なくて済む新薬を開発する。海外では年間売り上げ1兆円規模の超大型の抗体医薬品が複数登場している。日本勢は創薬の効率化や独自技術で成長市場の一角を狙…

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田辺三菱、インフルワクチン1カ月で製造 タバコの葉から、流行の型に素早く対応

米で最終治験 日本経済新聞  2016/02/23(火)  田辺三菱製薬はタバコの葉を使ってつくるインフルエンザワクチンを2018~19年度にも実用化する。鶏卵でウイルスを培養する従来方法で半年かかる製造期間を1カ月に短縮する。年ごとに流行する型が変わる季節性インフルに素早く対応できる。ウイルスを使わないため、投与時の感染リスクも抑えられるとみている。ワクチンの効率的な製造技術として広がる可能…

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バイオ薬、韓国急成長 生産能力、世界の3分の1

後発薬の製造受託を武器に  日本経済新聞  2016/02/19(金)  バイオ医薬品で後発薬にあたる「バイオ後続品」の製造受託を武器に、韓国企業が攻勢に出ている。各社が生産能力の増強を競い、主な企業の年産能力は世界の3割を超えた。大型薬の生産に成功したり、従来の10分の1の投資で済む生産技術を開発したりする新興企業も現れ、海外から製造委託要請が相次ぐ。自社ブランドでなく製造受託でのし上がる、…

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10年以内、不治の病でなくなる 免疫を究めて新薬 

がんは治せる(1) 日経産業新聞  2016/01/11(月)本庶佑・先端医療振興財団理事長  日本人の死因1位であるがん。手術、放射線、抗がん剤などの治療手段があるが毎年100万人ががんと診断されうち35万人が死亡する。しかし、そのがんももはや「治せる病」になりつつある。最先端の研究と技術で世界のがん治療の現場を変革し始めた旗手たちをリポートする。  「がんが不治の病でなくなるのは数年後。…

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がん免疫療法の改良進む 臨床試験も始動

国立がんセンター 「ブレーキ解除薬」他の薬と併用 日本経済新聞  2016/02/01(月)  がんの新たな治療の柱として注目される「免疫療法」を改良し、さらに効果を高める研究が進んでいる。免疫細胞に、がんを捉えやすいような改変をほどこして患者に投与したり、免疫療法の起爆剤となった「免疫チェックポイント阻害剤」をほかの薬と併用したりする試みだ。患者に投与して効果を確かめる臨床試験も動き出した。…

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遺伝子治療薬、国内発売へ 規制緩和受け世界に先行

田辺三菱、来年にも 日本経済新聞  2016/02/01(月)  人の体に特別な機能を持つ遺伝子を入れ、がんなどの難病を治す遺伝子治療薬を国内の製薬各社が売り出す。第1弾は田辺三菱製薬で、糖尿病などによる足の切断を防ぐ薬を来年にも発売する。アステラス製薬は新たながん治療薬の開発に乗り出した。遺伝子治療は再生医療とならぶ次世代医療の柱。日本で開発期間を短縮できるよう規制が緩和されたのを受けた動き…

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米アイオワ州立大 バイオ産学連携、好循環

絶えず拠点拡張、雇用生み出す 日本経済新聞  2016/01/27(水)安い利用コスト、先端企業集まる  米中西部アイオワ州のアイオワ州立大学(ISU)は、バイオテクノロジー分野の産学連携拠点「リサーチパーク」を大幅に拡大する。この20年で州の産業振興の中核拠点に成長したが、さらに10~15年かけて敷地面積を2倍に増やす。産学連携の旗を振り、若手人材の育成や雇用増につなげたISUは大学経営の成…

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