大陸誕生、西之島にヒント 噴出マグマ、陸と成分酷似

 日本経済新聞  2016/04/10(日)  2年ほど噴火が続いた小笠原諸島の西之島が火山活動とは別の観点から注目を集めている。海底火山によってできた他の多くの島と違って、噴火の際に出てきたマグマの成分が大陸と似ているからだ。岩石を詳しく分析すれば、なぜ地球に大陸が誕生したのかという謎に迫ることができるかもしれない。  2013年11月、東京から南に約1000キロメートルの太平洋上で、海底…

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感震ブレーカー、新築時に設置 政府、密集市街地で普及促進 業界、自主基準を改定

 日本経済新聞  2016/03/19(土)  政府は18日、地震の揺れを感知して電気を自動的に遮断する「感震ブレーカー」の普及に向けた促進策を発表した。地震で大規模火災の恐れがある密集市街地で住宅を新築する際、電気設備業者を通じて建て主に設置を求める。政府は2024年度までに密集市街地での設置率25%を目標に掲げ、一部の自治体は助成制度を設けているが、設置率は数%にとどまっている。  …

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巨大地震へ備え 道半ば 「首都直下」など被害想定引き上げ

都市部の防火進まず 日本経済新聞  2016/03/12(土)  東日本大震災の教訓を次の自然災害にどう生かしていくか。震災から5年、政府は首都直下地震や南海トラフ地震の被害想定を厳しく見直し、想定外を二度と繰り返さないよう防災・減災に取り組む。だが、住宅密集の解消や耐震化、防潮堤の建設などは時間を要し、巨額の費用もかかる。震災の記憶の風化を防ぎ、被害を小さくする官民の取り組みが欠かせない。 …

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再生への闘い(3)原発再開 信頼が要

(大震災から5年) 日本経済新聞  2016/03/08(火)  鉛製の重い扉を開けると、ひんやりとした空気が忍び寄ってきた。白い壁に板張りの床。新築住宅のようだが、部屋には窓がない。壁の裏には厚さ計4ミリの鉛板がびっしりと張られている。鹿児島県薩摩川内市の住宅街にある屋内退避施設(核シェルター)だ。 「棺おけ」。地元でこう呼ばれるシェルターは、2015年8月の川内原子力発電所の再稼働に備え…

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巨大滑り、なぜ浅い部分で プレート観測 固着域、ひずみ蓄積

(東日本大震災5年)水が膨張、潤滑油に  日本経済新聞  2016/03/07(月)  東日本大震災で東日本沿岸に未曽有の大津波をもたらした大きな要因は、巨大な岩板(プレート)が、海底直下の浅いところで大きく滑ったことだった。それまで海底の深いところで起きると考えられていたプレートの滑りが、予想外に浅いところで起きたのはどうしてか。震災5年の節目を控え、その要因を探る新たな観測が動き出した。 …

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帰宅困難者 憂う丸の内 大災害時の一時受け入れ施設、大幅不足

3.11で政策転換、ニーズ増す 日本経済新聞  2016/03/03(木)  東日本大震災から5年。国内有数のオフィス街、丸の内・大手町を抱える東京都千代田区が震災対策に苦闘している。大災害が起こった場合、大量の帰宅困難者の発生が予想される。このため企業と連携し、受け入れ施設の確保を急ぐが、必要想定分を大幅に下回る。背景には「3.11」の反省を踏まえた政策の百八十度転換がある。 最大50万人…

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帰還住民5%の現実 福島原発事故後、初の全町避難解除

(大震災から5年)楢葉町、企業誘致に活路 日本経済新聞  2016/02/21(日)  東京電力福島第1原子力発電所事故で、全住民が避難した福島県の7つの自治体で初めて楢葉町の住民の帰還が始まった。昨年9月の避難指示解除から5カ月余り。約7400人いた住民のうち週4日以上町で暮らす人は430人ほどで、帰郷した人の割合は5%台にとどまる。帰還の意欲はなぜ低調なのか。希望はあるのだろうか。来春以降…

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(大震災から5年)再建への道程(7)福島廃炉 先見えず

溶融燃料搬出あと5年 日本経済新聞  2016/02/14(日)  東日本大震災で冷却機能を失い、大事故を起こした東京電力福島第1原子力発電所は、放射性物質で汚染された水の処理に悩まされながらも廃炉作業が進む。最難関となる溶け落ちた燃料(デブリ)の取り出しの準備が今後、本格化するが、原子炉内の状態を正確に把握するのは難しく、方法も定まっていない。先の見通せない挑戦が続く。 「原子炉にカメラを入…

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大震災から5年 再建への道程(6)フクシマは「想定外」か

 日曜日に考える検証  日本経済新聞  2016/02/07(日)  東京電力・福島第1原子力発電所は、津波による浸水で電源を失い原子炉を冷却できなくなって核燃料が溶けた。事故は本当に「想定外」だったのか。東電が用心深く判断し発電所に備えがあれば、事故の拡大を防げた可能性がある。 ◆リスクに備えた女川・東海 「想定外には二種類ある。安全対策を考える上で想定しないと決めた想定外と、本当に想定し…

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(東日本大震災5年 現場から考える:中)避難解除、戻った住民5.7%

福島・楢葉町 朝日新聞  2016/02/01(月)  東京電力福島第一原発の南15キロにある福島県楢葉(ならは)町。原発事故で国から避難指示が出て、人がいなくなった。5年近くたったいまでは廃炉や除染作業の拠点になり、作業員向けの宿舎が立ち並ぶ。政府は昨年9月、放射線量が下がり帰還できる状況になったとして全域避難した7町村で初めて避難指示を解除した。 小野勇誠さん(68)は妻洋子さん(68)と…

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