円高進行、輸出に逆風 2月、3年7カ月ぶり転換

 日本経済新聞  2016/03/18(金)  円安が輸出を増やす効果が薄れてきた。財務省が17日公表した2月の税関の平均公示レートは1ドル=117円36銭と前年同月と比べて0.6%の円高だった。前年よりも円高になるのは3年7カ月ぶり。2013年以降は円安傾向を背景に輸出額は増えたが、今後は弱含む可能性がある。中国や新興国経済の減速もあり、輸出への逆風が強まりそうだ。  財務省が同日発表した…

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証券3社、16年度企業業績見通しを軒並み下方修正 

円高や中国減速が逆風 日本経済新聞  2016/03/04(金)  2016年度の企業収益が伸び悩むとの見方が増えている。野村証券など証券大手3社の主要企業の業績予想が3日出そろい、16年度の経常増益率(金融除く)は4~7%程度と、昨年12月の前回予想を軒並み下方修正した。円高と中国景気の減速が逆風となり、自動車や機械など輸出企業の収益を圧迫する。  大和証券が3日発表した主要企業の16年度…

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生産先行きに不透明感 鉱工業生産、1~3月0.3%低下予測

米中減速・在庫が重荷 日本経済新聞  2016/03/01(火)  世界経済の減速を受けて、国内の生産活動の先行きに不透明感が漂っている。経済産業省が29日発表した鉱工業指数によると、1~3月期の生産の予測指数は前期比0.3%低下だった。米中景気への懸念から設備投資を先送りする動きが出ており機械や電子部品がさえない。鉄鋼など素材は在庫が重荷となっている。  1月の鉱工業生産指数(2010年=…

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為替差損、3社に1社 外貨資産が目減り 4~12月3963億円

新興国通貨やユーロ安で 日本経済新聞  2016/02/26(金)  新興国通貨安やユーロ安の企業収益への影響が広がってきた。2015年4~12月期に為替差損を計上した企業は3社に1社に達した。外貨建て資産の価値下落が響いた。ソフトバンクグループの為替差損は295億円、ソニーは203億円に達した。今年に入ってドルも円に対して弱含んでおり、通期で差損がさらに増える可能性もある。  11年4~1…

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奔流 鉄鋼デフレ(中)在庫減でも市況低迷 建設など需要回復に遅れ

 日本経済新聞  2016/02/26(金)  全国鉄鋼販売業連合会(全鉄連)が毎月まとめる流通動態調査には、最近、同じようなコメントが並ぶ。「在庫は少ないが市況はじり安」。鉄骨に使うH形鋼は特にその傾向が強い。流通組織「ときわ会」の在庫量は約18万5千トンと2年ぶりの低水準まで減った。流通業が受注の低迷に対応し発注を絞ってきた影響が出ているためだ。  しかし市中価格は3年ぶりの安値。市況低…

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雇用絶好調でも、さえぬ消費 賃上げ力不足、貯蓄に回る

(エコノフォーカス) 日本経済新聞  2016/02/222(月)  「経済の好循環」のカギを握る個人消費がさえない。前期比0.4%減に沈んだ2015年10~12月期の実質国内総生産(GDP)も個人消費が同0.8%減と数字を押し下げる「主犯」だった。雇用情勢は日銀の黒田東彦総裁が「完全雇用に極めて近い」というほど良く、本来なら賃金が上がり消費につながるはず。なぜ盛り上がらないのか。 (中島裕…

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GDP実質年1.4%減 10~12月、2期ぶりマイナス

個人消費・輸出振るわず 日本経済新聞  2016/02/15(月)  内閣府が15日発表した2015年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比0.4%減、年率換算で1.4%減となった。マイナス成長は2四半期ぶり。暖冬による冬物衣料の売れ行き不振などで個人消費が低迷したほか、世界経済の減速を受けて輸出も2四半期ぶりに減少した。足踏みを続けている…

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経常黒字6.3倍の16兆円 原油安で貿易赤字減

昨年、旅行収支53年ぶり黒字 日本経済新聞  2016/02/09(火)  財務省が8日発表した2015年の国際収支速報によると、海外との総合的な取引状況を表す経常収支は16兆6413億円の黒字だった。黒字は前年の6.3倍で、10年以来5年ぶりの高水準になった。原油安による貿易赤字の縮小や旅行収支の53年ぶりの黒字転換などが影響した。日本の稼ぐ力が輸出から投資やサービスに移っていることが鮮明に…

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公共投資の意義、再評価を

 グローバルオピニオン米ハーバード大教授 ダニ・ロドリック 日本経済新聞  2016/02/01(月)  道路やダム、発電所などインフラへの公共投資が経済成長のけん引役として不可欠だという成長モデルは、開発専門家の間ではもうずっと昔に時代遅れになってしまっていた。経済学者は1970年代以降、公共部門や物理的資本の重視をやめ、民間市場や人的資本(技能と訓練)、統治や制度の改革を優先するよう…

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企業収益が急減速 10~12月、新興国不振響く

通期では経常増益確保 日本経済新聞  2016/01/31(日)  上場企業の収益の伸びが減速している。29日までに発表になった決算を集計すると2015年10~12月期の経常利益は前年同期に比べ5%減になった。中国をはじめとした新興国経済の不振と資源安が逆風になっている。円安効果(きょうのことば)も薄れてきた。堅調な北米景気などに支えられ、16年3月期通期は増益を確保できる見通しだが、企業業績…

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