AI大競争(3)トヨタが未来を託した男

 日本経済新聞  2016/04/28(木)  1月、シリコンバレーの名門スタンフォード大学から車で5分の場所に、新会社「トヨタ・リサーチ・インスティテュート」がオープンした。5年間で10億ドル(約1100億円)を投じ、人工知能(AI)や、自動運転技術の開発を目指すトヨタ自動車の戦略拠点だ。  「週に1人、年間で50人ずつ増やす計画だったが、最初の3カ月で60人も集まった」。最高経営責任者(…

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AI大競争(2)感性を持たせたい

 日本経済新聞  2016/04/27(水)  「人の言うことを85%以上は理解できますよ」「いけそうだな。よし、進めよう」。東京駅前のJPタワー内にある三菱東京UFJ銀行。デジタルイノベーション推進部次長の野元琢磨(50)は、D&Iラインリーダーの藤戸初夫(49)とこんなやり取りをして人工知能(AI)の導入にゴーサインを出した。  2月18日からAIが利用者の質問に答えるサービスを始めた。…

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AI大競争(1)人間の能力を拡張せよ

 日本経済新聞  2016/04/26(火)  「完敗。人工知能(AI)を見くびっていた」。3月中旬、ソウル市内で開かれた米グーグルのAI「アルファ碁」と世界トップ級の棋士、韓国の李世●(石の下に乙、イ・セドル)九段(33)の5局勝負。李九段はカド番の第3局で勝負手が空振りに終わると、頬を引きつらせて投了した。  すぐに敗因を探ろうと、李九段は震える手で盤上の碁石を並べ替え始める。しかし、こ…

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AIやネット、生産性高めるか 柔軟な労働市場不可欠

 日本経済新聞  2016/04/10(日)  IT(情報技術)が急速に進むのに、労働生産性の足踏みが指摘される。潜在成長率の低下とも絡むやっかいな問題は、なぜ生じるのか。  労働生産性は、国全体の稼ぎである国内総生産(GDP)を就業者数で割って求める。1人当たりの稼ぎのことである。 日本生産性本部によると、2014年度は770万円。11年度の755万円から緩やかに回復してきたものの、リーマ…

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AIで変わる大学教育 学生の読解力こそ重要

国立情報学研究所教授 新井紀子氏 日本経済新聞 2016/03/30(水)  人工知能(AI)の発達に伴い、仕事のあり方や求められる能力は今後変わっていく可能性が高い。文部科学省は大学入試を思考力重視に転換するといった改革を検討している。東大合格を目指すAI「東ロボくん」のプロジェクトを率いる国立情報学研究所の新井紀子教授は、大学教育の前提として中学校段階での読解力引き上げこそが必要だと主張す…

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人工知能、接客に生かす 三菱UFJ、スマホに仮想行員/損保ジャパン、電話の応対を支援

 日本経済新聞  2016/03/21(月)  金融機関が顧客対応に相次ぎ人工知能(AI)を導入している。三菱東京UFJ銀行は仮想の窓口で顧客に応対するスマートフォン用のアプリを開発。損害保険ジャパン日本興亜はコールセンターのオペレーターの対応を助けるシステムを入れた。利用者は店舗に出向かなくても、より質の高い対応を受けられるという。将来は店舗立地などにも影響を与えそうだ。  三菱東京UFJ…

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AI、囲碁だけじゃない 不良品検知/電力需要や河川水位の予測 専門に特化、技を磨く

 日本経済新聞  2016/03/21(月)  囲碁で世界トップ級のプロ棋士に勝ち越し、人工知能(AI)が大きな注目を集めている。日本企業もこぞってAIの応用を急ぐが、現実社会に応用しようとすると様々な難題が待ち受ける。各社が独自色を競う背景に、万能になりきれないAIの課題が透けてみえる。  富士通研究所が目指すのは、工場のラインで不良品を検査するAIだ。生物の進化をまね、画像解析アルゴリズ…

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圧勝「囲碁AI」が露呈した人工知能の弱点

(ITPRO) 日本経済新聞  2016/03/17(木)  米グーグルの研究部門であるGoogle DeepMindが開発した囲碁AI(人工知能)「AlphaGo(アルファ碁)」と、韓国のプロ棋士イ・セドル氏が2016年3月9日~15日に韓国で相まみえた五番勝負は、イ・セドル氏が第四局で一矢を報いたものの、4勝1敗でAlphaGoの圧勝に終わった。この五番勝負は、“第三次AIブーム”を牽引す…

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AIの「人間超え」、その時トップ囲碁棋士は

(ニュースを切る)緊急寄稿:高尾紳路九段が見たシンギュラリティの風景 日経ビジネスONLINE 2016/03/19(土)  今年3月、世界トッププレイヤーの1人、韓国の李世ドル(イ・セドル)九段が五番勝負でグーグル傘下企業のディープマインドが開発した人工知能(AI)「アルファ碁」に敗れたというニュースが世界中を駆け巡った。チェス、将棋など人類の知性の象徴とされてきたゲームで次々にAIによる「…

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人工知能を生かして日本の活力に

 日本経済新聞  2016/03/21(月)  技術の長足の進歩に驚いた人も多いだろう。米グーグル傘下の英企業が開発した人工知能の「アルファ碁」が、世界トップ級のプロ棋士である韓国の李世●(石の下に乙、イ・セドル)九段との対局で4勝1敗と勝ち越した。  技術の長足の進歩に驚いた人も多いだろう。米グーグル傘下の英企業が開発した人工知能の「アルファ碁」が、世界トップ級のプロ棋士である韓国の李世●…

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